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hana-saita デンタルケア図鑑

hana-saita デンタルケア図鑑

むし歯はあるけど歯医者はイヤ!!!


虫歯があるけど歯医者はイヤが8割 (インフォシーク)
 「虫歯があるとわかっていながら現在治療をしていない」が8割――


 6月4日の「虫歯予防デー」に先駆けてネットリサーチの「DIMSDRIVE」が2006年4月29日~5月9日まで、全国の男女7830人を対象にインターネットで行った「オーラルケア」にかかわる市場調査の結果、こうした実態が浮き彫りとなった。


 この調査によると「1日の歯磨き回数」「いつ磨くのか」「歯磨きにかける時間」などの歯磨きの基本的習慣に対する質問については“1日2回、朝食後か夕食後に3分未満磨く”と回答した人がもっとも多く、『朝晩に歯磨き3分』が歯磨きの基本スタイルであることを示している。このほか「歯ブラシの交換時期」については“毛先が広がってきたら”が86.1%と大半を占めるものの、“毛が抜けてきたら”と回答したツワモノが3.9%もいた。


 さらに「虫歯があると思いますか?」の質問に“ある”もしくは“あると思う”人はあわせて47.8%でおよそ半数が虫歯があると回答。この中で「現在、虫歯の治療を行っていますか?」という質問に対して“していない”人は8割に上り、虫歯があっても「歯医者嫌い」の人が多いことが分かった。また、「定期健診を受けていますか?」の質問には“受けている”と答えた人が24.2%。年代別で見ると、もっとも多かったのは60歳代男性で42.7%、もっとも低いのは10代女性で12.3%と、男女とも年代が上がるにつれ定期健診を受ける傾向にあるようだ。


 現在、日本歯科医師会は80歳で歯を20本残すことを目標とした「8020運動」を展開している。この本数は健康に老後を過ごすために必要とされている基準として、一生自分の歯で楽しい食生活と健康な日常生活を目標に、子供のころからの正しいデンタルケアと青年期のセルフケアの重要性を打ち出したものだ。

 永久歯の正常な本数28~32本に対し、80歳で20本ということは、約7割を残すことが必要だ。しかし、若いほど、ケアが不足しているという実態で、果たして「残せる!」と自信を持って言える人は、どのくらいいるのだろうか。


 歯は健康の原点――

 食べたらすぐ磨くといった基本的なことはもちろん、正しいブラッシングをしているかなど、まずは自分のケアを省みる必要があるようだ。痛みを我慢できなくなって病院に駆け込む前に、今度の「虫歯予防デー」に自分の歯について改めて考えてみては?


【本橋尚子】




[ 2006年5月30日18時00分 ]

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